うめキャンプ村 そらのほとりでソロキャンプを楽しんできました。
オートキャンプサイトに宿泊しましたが、1つ1つの区画が広く、設備も充実しているのでファミリーキャンプや初めてのキャンプにもおすすめのキャンプ場です。
以前も家族でデイキャンプを楽しんだ「うめキャンプ村」。広々としたロケーションと、ここを中心にアクセスできる藤河内渓谷の雄大な自然も魅力です。
うめキャンプ村の基本情報
敷地面積が広く、キャンプ場の周りにはハイキングにちょうど良い遊歩道や大きなダム(北川ダム)があり、ロケーションも面白いです。キャンプ場以外にも、4〜5名で宿泊できるコテージが17棟もあります。
オートキャンプサイトとフリーサイトから選べ、炊事棟やシャワーなど一通りの設備も整っていて、デイキャンプの利用も可能です。
道具のレンタルや薪の購入もでき、キャンプを始めたばかりの方にも利用しやすいキャンプ場だと思います。
アクセス
うめキャンプ村は、佐伯市「道の駅うめ」の真横に併設されています。
国道326号線の広い道沿いにあって、ちょうど宮崎県との県境に位置します。
キャンプサイト
キャンプ場に入ると、広々とした場内をぐるっと囲むようにオートサイトが21区画も用意されており、中央に広場のようなフリーサイトと炊事棟があります。
平日だったためか、僕が宿泊した日はキャンパーが少なく、好きなオートサイトを選ばせてもらえました。
オートサイト
オートサイトは1つの区画が広く(区画によって広さがやや異なりますが)、ソロ用の小さいテントなら2つ設置できるくらいの広々スペースです。
ほとんどの区画にテントを設置するためのウッドデッキ?のような土台が設置されています。
デッキを使わなくてもテントを設置できる余裕のスペースで、僕はソロ用の小さいテントを持っていっていたこともあり、端っこの芝の上にテントを設置しました。
オートサイトにはそれぞれ洗い場と釜戸、テーブルが備え付けられています。オプション(有料)で、電源の使用もできます。
フリーサイト
広々としたフリーサイトは芝の手入れが行き届いており、ペグが打ちやすく炊事棟へのアクセスも良いです。
キャンプ場の設備
受付
入り口付近には管理棟を兼ねた受付があり、こちらで受付をします。
道具のレンタルや食材の購入(ビールやお肉なども販売されています)、薪の販売も受付でされています。
炊事棟
共用の炊事棟は大きく、洗い場と釜戸と調理台、それにピザ釜(別途使用料が必要)が設置されています。
生ゴミを廃棄するためのコンポストが置かれていて、清潔に保たれている印象です。
シャワー棟
シャワーの利用は100円で3分。もちろん温水が出るので、この日も夜は寒かったですがシャワーで温まることができました。今は混雑を避けるため24時間使えますが、以前は22時までだったそうです。
シャワー棟にはランドリーも設置されていて、連泊には便利そうです。
車で15分ほど移動すると温泉があるので、時間に余裕があればおすすめです。ただ、営業終了時間が早いので注意です。
トイレ
トイレは場内に2箇所あり、いずれも男女別のしっかりした作りの物で、安心して使えます。
隣に道の駅があるので、そちらのトイレも広々と使えます。
料金
2021年4月1日から料金が改訂されるそうです。以下に新料金をまとめておきます。
※ソロキャンプ応援プランなど、期間限定の料金プランもあるので、公式ページ「うめキャンプ村 そらのほとり」もチェックしてみてください。
フリーサイト料金
ソロキャンプでフリーサイトを利用する場合、「ソロキャンプ応援プラン」があります。
ソロ用の小さいテント利用に限られますが、通常料金よりも安く利用できるのでおすすめです。
- ソロキャンプ応援プラン:2,000円(1テント1名)
ソロキャンプ応援プラン以外は、以下の料金となります。
- 車での利用:4,800円(定員5名まで)
- バイクでの利用:2,000円(1テント2名まで)
- 自転車での利用:1,000円(1テント1名まで)
車で利用する場合、フリーサイトに荷物を運び込んだ後、場外に車を駐車します。
テント 1 張り( 4〜5 名用)+タープ 1 張り。または、2 ルームテント 1 張り( 4〜5 名用)が基本で、これよりも大きなテントやタープを使う場合は、事前にキャンプ場に相談してみてください。
それから、金土日、祝前日やハイシーズンはプラス料金になります。ご注意を。
- 金土曜日・祝前日、夏休み:基本料 + 1,000円
- ハイシーズン:基本料 + 2,000円
※ハイシーズンは以下の期間です
4/29〜5/5、7/22〜7/25、8/13〜8/16、9/18〜9/20、12/30〜1/3
オートサイト料金
- 車1台:4,800円(定員5名)
追加料金
小学生以下1名:500円
3歳未満:無料
レンタル・購入品
レンタル品は、テントからBBQセット、チェア、ランタン..etc 、一通りの物が揃っています。
歯ブラシなどのアメニティも受付で購入できるので、キャンプにありがちな忘れ物をした場合にも焦る必要は無さそうです。
ちなみに、併設された道の駅にも野菜やジビエ肉などの特産品、自動販売機も揃っています。
キャンパーなら気になる薪は以下の金額で購入できます。
- 薪(針葉樹)1束:680円
- 薪(広葉樹)1束:1,000円
- 炭1袋:500円
下の写真は、当日購入した広葉樹です。
新しくなった遊歩道
最近、うめキャンプ村の遊歩道が整備されたそうで、これもこのキャンプ場の魅力です。
すぐ隣に北川ダムという大きなダムがあるのですが、このダムの景観を遊歩道から間近で眺めることができます。
当日、夕方頃に遊歩道を歩きながら写真を撮ってみました。
散策道は程良く木々に囲まれており、終始鳥達の声が賑やかに聞こえてきます。気軽に自然の中をハイキングしている気分が味わえ、早朝に散策をするのにも良さそうです。
うめキャンプ村の感想
県内では数少ない、敷地が広く設備も充実したキャンプ場です。
レンタル品や薪の販売など、一通り必要な物も全て揃っており、キャンプに慣れた方が受付にいて親切に対応してくれるのも心強く、これからキャンプを始めたいという方や、ファミリーキャンプには特におすすめできます。
うめキャンプ村では、以前、家族でコテージ泊もしてきた様子をYouTubeでも公開しています。キャンプ場の雰囲気を知りたい方はこちらも参考にしてみてください。