真夏のキャンプよりも、多少寒くても冬キャンプの方が個人的には好きだったりします。張り詰めた空気の中で眺める焚き火と星空は格別です。
今回公開した冬キャンプの動画では、外気は-2度。夕方からはチラホラと雪も舞ったのですが、基本的な寒さ対策をしていたので寒くて困るということはありませんでした。
今回のキャンプで使った寒さ対策のための道具など簡単に紹介してみようと思います。
衣類
本格的なダウンなどは着ていないのですが、保温性の高い防寒用のインナーを上下に着用していたので、上着はそれほど着込まずに済みました。キャンプ中の撮影も考え、動きやすさも考慮しています。
すぐ近くに大きなモンベル・ストアがあるのでほとんどモンベルで揃えてしまいます。。
モンベル – ストームパーカ
見た目は登山で使うジャケットのようにも見えますが、スノー・アクティビティ向けの製品だそうで、内側には中綿が詰められています。
やや厚手で保温性が高く、防水加工もしっかり施されています。もちろん風の浸入もきっちり防いでくれます。
ちなみに、「焚き火をしていると火の粉でジャケットに穴が開かない?」という質問をよくいただきます。
僕の場合、これまでこういうジャケットを着て穴が開いたことは一度もありません。風の強い日に焚き火をすることを避けていますし、なるべく火の粉が飛びにくい、乾燥した薪を使うようにもしています。
ダウンなど極端に火に弱い素材は別として、少し注意しておくと火の粉の被害を防ぎやすくなるように思います。
モンベル – ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ
ハイキングや登山なども想定した、速乾性に優れた製品です。これよりもさらに暖かい「スーパーメリノウール」というシリーズがあります。
モンベル – ストレッチクリマプラス200 ネックゲーター
首周りを温めておくと、体感温度が全く違います。軽くてストレッチ性のある付け心地の良い物を選びました。
モンベル シャミース フィンガーレスグローブ
特にカメラやスマホを操作する機会が多いので、指が露出していた方が便利です。
あまりに寒い場所だと指先が冷たくなりますが、0度前後で風が強くなければ全然大丈夫、というのが個人的な実感です。
寝具・その他
スナッグパック ベースキャンプスリープシステム(寝袋)
新しい寝袋を購入しました。以前までフリース素材の物を使用していたので、寒さに不安がありました。
-12度まで対応しているこの寝袋は、中も広々していて軽く、よく眠れます。2重構造になっているので、季節によって使い分けることができます。
湯たんぽ
就寝時以外でも、椅子の上で過ごしている時は膝の上に載せておくと、とても暖かいです。冬キャンプには、個人的には絶対持っていきたいアイテム。近くのホームセンターで買いました。
貼るカイロ
寒い場所でキャンプや撮影をする時には、肌着の上にカイロを2箇所に分けて貼っておきます。キャンプ場では就寝時も貼ったまま寝ます。
今回のキャンプではストーブなどの暖房器具は持っていかなかったのですが、ホッカイロや湯たんぽなど簡単な寒さ対策で快適に一夜を過ごすことができました。ここが九州なので、東北地方などさらに寒さが厳しい場所ではさらに寒さ対策が必要かと思いますが、、