年末年始は例年のように、家族で自宅で過ごす。
12月に夫婦でインフルエンザに感染したこともあり、年末は最後の最後まで仕事の穴埋めに追われる。
大晦日は、22時過ぎに近所の神社まで子供達と歩いて出掛けた。昨年までは娘と2人だったけど、今年で6歳になる息子も起きていられるようになった。妻は昔から大晦日でも早寝を貫くので、先に寝る。
神社では、毎年参拝者が暖まるための大きな焚火が行われている。炎が大きく、近寄ると暖かく、どこか幻想的に感じる。この炎に当たるのが、幼い頃に過ごした実家での思い出のひとつだ。
なぜ22時頃なのかと言うと、23時を過ぎ、紅白歌合戦が終盤を迎える時刻からは、初詣に参るための人出が多くなる。あまり人もおらず、静かに暖をとれるのはこの時刻なのだ。僕たちは初詣ではなく、神社の焚火を楽しみに来ている。
子供達は、夜の神社で大きな焚き火をしているのが珍しく、またこんな時刻に出掛けるのは愉快でたまらないので、焚き火の周りではしゃぐ。
こちらは焚き火で暖をとりながら、この1年間を静かに振り返る。炎に当たっていると、この1年間にあった良いこと、苦労したこと、色々なことが次の1年のための準備だったのだと思えてくる。
炎を眺めつつ、次の年にすべきこと、自分がなすべきことを静かに考えてみる。
Happy New Year. Greets from poland