前回に続き、あまり使わなくなったキャンプ道具と、その理由を紹介してみようと思います。またまたSOTOの製品です。個人的に大好きなアウトドアブランドで、愛用品がたくさんあります。
たまたまSOTO製品が重なったので申し訳ない、、。
今回は大きめのゴトクで火力があるST-301。やはり、サイズ感が気になってしまい、使用頻度が減っています。
ST-301を使わなくなった理由

この製品も、キャンプ道具について右も左も分からない頃に購入した物。当時考えていたのは、「どうせ買うなら火力が大きい物を」とか、「ゴトクのサイズが大きい方が便利だろう」くらいで、サイズや自分の利用シーンについては考えていませんでした。
あとは、手に入りやすいCB缶で燃料を揃えたいというのもありました。
当時、道具のサイズに無頓着で、自宅にあった大きな鍋をキャンプ場で使っていたりしました。大きな鍋に合わせたガスバーナーとなると、確かにST-301は便利です。火力も大きいですし。
しかし、全体の荷物を小型化・少なくしたいと思う今、ST-301の出番は減ってきています。
サイズが大きい
まず、ソロキャンプ用のテーブルに合わせると、テーブルのスペースがほとんど埋まってしまいます。

もちろん、テーブルを2個、3個持って行ったり、もっと大きなテーブルを使うなら気にならないかもしれません。
収納時のサイズも、一般的な携帯用バーナーと比べると大きめです。ザックには収めづらいので、ハイキングなどにはもちろんですが持って行きません。

ゴトクベース(滑り止め)が外れる
これが個人的にはとても気になります。ゴトクの下に着いているゴムの滑り止め(ゴトクベース)が簡単に外れてしまいます。

普通に使っていて頻繁に外れます。ネットで調べてみると、みんな同じことで困っているみたいです。
人によってはテープで止めるなどの工夫をしているようですが、すでに外れたゴムを1つ無くしてしまいました。小さい部品なので、外れてしまうと気付きません。
SOTOのWEBサイトを見ると、予備のゴムはいちおう販売されているようですが、結局また外れてしまうだろうし、上手くカスタムするしかないかなと考えています。
そこまでの火力は必要なかった

選ぶ時に気づけば良かったのですが、これくらいの火力を必要とするシーンが、あまりありません。逆に言うと、これほど火力が強い、コンパクトなシングルバーナーはあまり無いので、この製品の大きなメリットでもあると思います。
ちなみに、ソロキャンプ 中は、購入前に考えていたような大きな鍋で調理することもほとんどありませんでした。
ちょうど良い風防がない
野外でガスバーナーを使っていると、毎回、風に悩まされます。ST-301はゴトクのサイズが大きく、風防もかなり大きくなります。
そういう理由もあり、まだST-301用の風防を買っていません。これもまた使用頻度が少ない原因です。
付属ケースが薄い

前回の記事に書いたガスランタンも同じですが、付属のケースは化繊布のケースです。個人的に、これに入れて野外に持ち歩くのはちょっと不安。
ちょうど良いケースを見つけたいのですが、この大きさに対して「これだ」と思えるケースがいまだに見つかりません。
火力やゴトクのサイズは満足
ここまで書いた理由から、ソロキャンプに行くとしたら、どうしても他のバーナーを選択してしまいます。
とは言え、火力は大きくて安定していますし、ゴトクも大きめで安定感があります。たとえば野外で鍋をするとか、ファミリーキャンプのような大きな火力を使いたい場合には、ST-301が良いかもしれません。
ゴトクベースをカスタムしたり、ちょうど良いケースを探したり、ちょっとした工夫は必要ですが、考えようによってはそれもキャンプ道具を集めるする楽しみです。

あらためてカスタムしたり、ファミリーキャンプで使ってみようかなと考えています。