Noct Nikkor(ノクト・ニッコール)レンズの再来!新しくなったNoctとは?

noct nikkor(ノクトニッコール)

フィルムカメラ時代からニコンを愛用している方なら、Noct Nikkor(ノクト・ニッコール)と聞けば、開放F値 F1.2の大口径マニュアルレンズ、Noct Nikkor 58mm F1.2を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。

今回紹介する「Noct」は、ニコンが2018年9月に発売を予定している、フルサイズミラーレス機 Z7、Z6 の発表と同時にお目見えした、全く新しい大口径レンズ 58mm f/0.95 S Noct についてです。

開放F値は、なんとニコン史上初の F0.95。新しい Noct は、今後のニコン フルサイズミラーレス用レンズの行く末が垣間見える、最高峰のレンズです。

新しいNoct Nikkor レンズの特徴や、今後の発売予想をお伝えしていきます。

Noct(ノクト)レンズの特徴

Nikon 58mm F1.2 noct

写真は、フィルムカメラ時代に発売された Noctレンズ

写真:Nikon 公式サイト

まず、Noct レンズとはどういったものなのか?
以前フィルムカメラ用のレンズとして発売されていた Noct Nikkor 58mm F1.2 の説明が参考になります。

このレンズは、ノクトという名が示す通り、開放絞りでの夜間撮影を目的につくられたものであった。

ー中略ー

夜景や星は暗い被写体であるので、出来るだけ大口径のレンズで撮影したいところだ。しかし大口径レンズの特徴を生かすために開放絞りで撮影すると点像が鳥の羽のようなベールをまとってしまう。少し絞り込めば解消されるとはいうものの、それでは大口径レンズの意味がなくなってしまう。このやっかいなサジタルコマフレアを、開放絞りから補正すべく開発されたのが、このノクトニッコールだったのである。

引用:Nikon 公式ページ

Noct の意味は、Nocturne(ノクターン:夜想曲)から取られた名前。夜景や天体撮影など、暗い場所で絞りを開放して撮影しても、高い解像度で撮影でき、点像(フレア)の発生を極限まで抑える。そんなレンズの開発を目指したのが、Noct Nikkor レンズだったのです。

大口径、高解像度というだけではなく、絞りを解放にしても点像(フレア)の発生を極限まで抑える。これが、Noctレンズの特徴です。

今回発売された新しいNoct Nikkor レンズも、ただ開放値が明るいというだけでなく、高解像度と美しいボケ。そして、点像を抑えた究極のレンズとして開発されていることは、間違いありません。

Noctレンズ 今後のラインナップについて

ニコンの公式ホームページを見てみると、現在では 58mm F/0.95 のNOCTしか見ることができません。このレンズ以外に、近いうちに NOCT を冠したレンズは発売されるのでしょうか?

デジカメinfo などの情報を確認すると、なんと 36mm F1.2 の存在も確認されています。

ニコンが2周間前にカメラとレンズのための新しい「NOCT」の商標を申請している。ニコンが、フルサイズミラーレス用の52mm F0.9と36mm F1.2の特許を出願していることを思い出して欲しい。

引用:デジカメ info

しかし、残念ながらニコンの発表した「レンズ開発 ロードマップ」を見る限り、今後3年間の発売予定リストの中には、36mm F1.2の存在は表記されてはいません。
ただ、上記のようなリーク情報があるということは、今後 36mm F1.2 Noct が発表される可能性は大いにありそうです。

異様な大きさと雰囲気

マップカメラさんのTwitterで、58mm F0.95 Noctの実物が写真付きで掲載されていましたが、とにかくものすごい大きさ。

こちらは海外のサイトで紹介されていた写真ですが、やはり Noctの大きさは半端じゃありません。

写真:PetaPixel

究極の高解像を追求した製品だけあって、サイズや重さはかなりのものと思われます。

S-Lineとは?

今回発表された、Noct 58mm F1.2は、Zマウント用レンズの「S-Line」というラインナップに位置します。
このS-Lineというのは、いったいどのようなラインナップなのでしょうか?

「S-Line」とは、NIKKOR Z レンズにおいて新たに設定されたグレードで、ニコン独自の設計指針と品質管理を高い基準でクリアーし、特に高いレベルで光学性能を発揮するレンズに付けられます。

引用:Nikon 公式ページ

つまりS-Lineは、 Zマウントレンズの中で特に優れたレンズラインナップ、ということになります。そして、このS-Lineの中でも、最高峰のレンズとして位置づけられているのが、58mm f/0.95 S Noct 。こうなると、嫌でも期待が高まります。

Noct レンズの発売日は?

Z7、Z6 の発表と同時に、報道向け資料の中でお目見えした 58mm f/0.95 S Noct ですが、残念ながら正確な発売予定日はまだ発表されていません。ただし、ニコンが発表したレンズ開発ロードマップの中には、しっかりとNoctの存在が明記されています。

Nikkor Zレンズ 発売予定

このロードマップを見る限り、2019年の発売を予定しているようです。

今後のNoct レンズ発表に高まる期待

ニコンでも歴史上類を見ない、F0.95という大口径のレンズ。新たに開発された、フルサイズミラーレス用マウント「Zマウント」の採用によって、レンズ開発の自由度が飛躍的に高まり、今回の Noct レンズの開発に繋がったということは、ニコンの公式ホームページの中でも紹介されています。

今後も、これほど高いスペックのレンズはそうそう発売されないと思います。同様に、「Noct」を冠したレンズは、限られた最高峰のレンズにしか与えられず、滅多に発売されることはないのでなないか、と想像できます。

S-Line 最高峰と言われる、58mm F0.95 S Noct 。必然的に期待は高まるばかりです。

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