マインドフルネスの本 – 本気で習得したいなら、おすすめの本は?

マインドフルネスの本

マインドフルネスを習得したいのなら、できることなら経験豊富なインストラクターのもと、実践を伴った講習会などに参加するのが良いとは思います。

しかし、なかなか近くにそうした場がない。時間を取って講習会に通うことができないという方も多いはず。心配しなくても、マインドフルネスは一人でも実践することができるものです。

ただ、僕も実践書を探してみましたが、良い本にはなかなか巡り会えません。
今回は、僕がマインドフルネスを実践する際に、指針としている実践書を紹介したいと思います。やっと見つけた、とても参考になる書籍です。

この1冊だけでも、マインドフルネスの理論から実践までを詳しく学ぶことができます。

実践に適した本が見つからない!

1年ほど前になりますが、3ヶ月間ほど、週に一度マインドフルネスの講習に通っていました。講習が終了し、自宅で1人でマインドフルネスを実践している時に、もう一度マインドフルネスを基礎から学びたいと思うようになります。

しかし、講習で学んだ内容と同じようなのレベルの内容の本を探しても、なかなか見つかりません。
たくさんの本が販売されていますが、中には「トンデモ本」とまで言わなくとも、非科学的な物も多数あります。スピリチュアル系の本の中には、著者独自の実践方法を掲載しているものも多いようです。

スピリチュアル系が悪いということは全くなく、特に否定的な考えを持っているわけでもありません。ただ、「マインドフルネス」や「瞑想」を、あまり神秘的、非科学的なものとして考えることは避けたいと思っています。
マインドフルネスの背景にある理論を知った上で、納得して学びたいというふうに思っていました。

どういう基準でマンドフルネスの本を選んだのか?

マインドフルネスの講習では、現役の精神科医の先生の話の中で、マインドフルネスは抑うつ気分の抑制に効果があるということでした。
実際に、心療内科や精神科で、心理療法のひとつとしてマインドフルネスを取り入れている事例が多数あるそうです。

僕としても、マインドフルネスをただのリラクゼーション法としてではなく、認知療法的な側面も含めて、実践・学習したいと考えていました。
スピリチュアル系の本や手軽な本は、読みやすいのは良いのですが、その背景が明らかになっていないこともあり、納得して実践できないという部分もあります。

また、体系的に1つのプログラムとして、実践方法をまとめた書籍も学習できないものも多く、僕には向いていないようでした。

おすすめだった本

図書館で探し、本屋で探し、立ち読みをしたり、Kindleで試しに購入したりしてみましたが、今のところ最も良書といおうか、僕に合っているなと思えたのが次の書籍。

自分でできるマインドフルネス

なぜか、Amazonではそこまでたくさん売れていないようです。おそらくそれなりのボリュームがあり、手軽な実践書ではないということが理由にありそうです。

僕としては、講習で受けた内容を再確認し、さらに理論的背景を勉強する上でも、実践を高いレベルにするには、とても勉強になった本でした。

この本がおすすめできる理由を、以下にリストアップしてみます。後半、おすすめできない点も書いているので、参考になれば幸いです。

8週間で習得できるように体系化されている

一週間ごとに、すべきことをまとめ、それをやる必要性なども詳しく解説してくれています。
日々、どのようにマインドフルネスを実践すべきか、自分で効果的に体系立ててプログラムを組むのは難しいと思います。

この8週間のプログラムは、徐々に高度なレベルを求められます。中には、簡単に続けられないものもあります。
しかし、それをやるべき理由や、背景にある理論、マインドフルネスにとって最も重要な「考え方」についても解説されており、前向きに取り組む気持ちにさせてくれます。

CDが付属している

自分でできるマインドフルネス CD

実践中にガイドとなるCDが付属しています。これは、個人的にはとてもポイントが高いです。
マインドフルネスの講習に通っていた頃は、瞑想中、インストラクターが要所要所で、先導するための「言葉」を入れてくれます。そのおかげで、すんなりと実践できるわけです。

書籍だけで実践しようとすると、どんなふうに実践すべきか、瞑想する前に迷ってしまうこともありそうです。

それから、瞑想中、適度に「気付きのきっかけとなる言葉」を入れてもらえると、「気付き」が多くなります。そういう意味で、ガイドとなるCDが付属しているのはとても実用的で、マインドフルネスを実践しやすいです。

著者・監訳者が信用できる

この本を書いた著者は、イギリスのオックスフォード大学で臨床心理学教授を務め、現在は同大学の名誉教授を務めています。
略歴を読むと、マインドフルネス認知療法の共同開発者であり、「マインドフルネス認知療法」「うつのためのマインドフルネス実践」などの書籍も執筆しています。マインドフルネスを用いた認知療法の先駆者であることがわかります。

また、この本の日本向け監訳者、翻訳者は、 精神医学で教鞭をとっている現役の大学教授や、大学の関係者です。そうした点でも、信頼して読めるというのが気に入っています。

この本がおすすめできない人

デメリットとしては、読み応えがある分、それなりのボリュームがあることです。「実践前に一度すべて読み込もうかな」とか思っても、それなりの時間がかかります。

「ゆっくり本を読んでいる余裕はないし、難しい文章も苦手」という方には、あまり適していないと思います。

ボリュームがある・内容が難しい

「実践書」とはいうものの、手軽に読みこなせるボリュームではありません。日頃から本を読み慣れていない人にとっては、ちょっときついかもしれません。

心理学の分野に身を置く著者だけに、「科学的根拠を明らかにするための研究事例」も、途中で何度か出てきます。論文に掲載するような実験内容で、時々、学術書に近い物を読んでいる気分になることがあります。

「難しい内容はちょっと、、」という方は、途中で嫌になってしまうかもしれません。

個人的には、科学的な話の中にも、マインドフルネス特有の、示唆的な内容が豊富に含まれており、とても面白く読めました。

書籍の価格が高い

マインドフルネスの手軽な入門書なら、1,000円程度で販売されています。この本の価格は2,800円(税別)です。
専門的なマインドフルネスの本は、やはり3,000円前後はするようです。CDも付属していますし、個人的にはこの内容なら、価格以上の価値があるなと思いました。

継続が簡単ではない

内容が良いということと、簡単に習得できることとは全く別問題です。正直なところ、この本の「8週間のプログラム」を、確実に修了するのは簡単なことではありません。

毎日の実践を求められるので、生活そのものを変えなければ、習得は難しいという方も多いと思います。
ただ、このプログラムを確実に毎日こなして修了すれば、得られるものは大きいと思います。

本気でマインドフルネスを学びたい方におすすめ

読み応えもある分、この本に書かれたプログラムを習得するには、それなりの覚悟が必要です

しかし、手軽な書物では決して得られない、マインドフルネスの根底にあるものや、人生を生きる上での示唆に富んだ知恵が豊富に得られる、実用的な本です。

マインドフルネスを深く理解し、時間をかけてでも確実に実践したい方。本格的に習得したいぞと考えている方は、ぜひご一読を。

自分でできるマインドフルネス

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