α7、α7Ⅱ初心者向けおすすめレンズ7本 – 安くても高い描写力!

α7とレンズ

α7、α7ii シリーズだけでなく、α7iii シリーズも含め、これからソニーのフルサイズ ミラーレスカメラを本格的に使いたいという方。価格も抑えられていて、ボケ味や描写力に優れたおすすめのレンズをご紹介します。

「写真はレンズで決まる」とも言われていますが、初めから高額なレンズを購入する必要はないと思います。

今回は、僕も実際に使ってみたレンズや、価格が安く、おすすめのレンズを紹介します。
本文中に解説している通り、ボケ味や明るさ、描写力を重視しているため、あえてズームレンズは含んでいません。

特にスナップ写真や、ポートレート(人物)を撮影したいという方におすすめのレンズを、3つご紹介しています。後半では、用途に合わせたレンズも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

α7 初心者におすすめのレンズはどれ?

ソニーミラーレスカメラの選び方

写真:ソニーα 公式サイト

セットで販売されているズームレンズも良いですが、もっとボケ味が柔らかくて、描写力が優れているレンズ。暗い場所でも、ブレることなく明るく撮りたい。そしてもちろん、なるべく安い方がいい。。

そうなると、やはり単焦点レンズはおすすめです。単焦点レンズとは、ズームレンズのようにズームをして構図を変えることのできないレンズのこと。
一見すると不便なように思われますが、単焦点レンズは使用するレンズの枚数が少ない分、描写が綺麗で、価格も抑えられています。

単焦点レンズなら、絞り(開放F値)が大きく、明るく撮れ、綺麗なボケ味を写し出すことのできるレンズ多く販売されています。

α7と単焦点レンズ

ズームレンズでなければ構図を変えられない、不便そう、、という気持ちは、よく分かります。しかし実は、自分の足で動いて撮影せざるを得ない単焦点レンズは、写真の腕を上げるためにもおすすめできるレンズなのです。

せっかくフルサイズミラーレスのカメラ、α7(α7Ⅱ ..etc)を買ったのなら、綺麗なボケ味を存分に味わえる、単焦点レンズへ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

SEL50F18F(FE50mm F1.8)最もおすすめの入門用レンズ

写真:ソニーストア

価格の安さ、描写の良さでも間違いのないレンズといえば、SEL50F18F。ある意味、定番のレンズとも言えます。
このレンズは、いわゆる「撒き餌レンズ」と呼ばれるレンズです。

以下は、ソニーの公式サイトでSEL50F18Fを使用したサンプル写真です。

SEL50F18F 作例

写真:ソニー公式サイト

撒き餌レンズとは、あえて価格を安くすることで、ズームレンズからの買い替えを促すためのレンズ。明るく描写力のあるレンズを使ってもらい、美しいボケ味や描写を味わってもらう。交換レンズの素晴らしさを知ってもらい、次のレンズを買いたくなるように作られている製品なのです。

「撒き餌レンズ」として発売された SEL50F18F は、価格を安く抑えるために外装はあえて簡易的に作られています。しかし、安いからと言ってレンズ自体の性能が引くということは全くありません。

50mmという画角は、最も標準的な画角です。人、物、風景を撮るのにもバランスがよく、広すぎず、近すぎず。このレンズを使いながら、「もっと広いレンズが欲しい」「もっと人にクローズアップできるレンズが欲しい」というふうに、自分の好みのレンズを探していくのが良いと思います。

Eマウントレンズの中でも圧倒的に価格が安く、それでいて綺麗な描写やぼけ味を堪能できる、間違いのなくイチオシのレンズです。

ソニー SEL50F18F(FE50mm F1.8)

SEL50F18F

SEL85F18(FE 85mm F1.8)人物を美しく撮りたいなら

SEL85F18 85mm F1.8

写真:ソニーストア

最初から、人物を綺麗に撮ることを目的としているのなら、SEL85F18(FE 85mm F1.8)がおすすめです。
このレンズは「ポートレート(人物撮影)」のために作られたようなレンズで、やや離れた位置から、ピントを合わせたい被写体にフォーカスを合わせれば、周りにあるものは強めにボカすことができます。

以下は、ソニーの公式サイトでSEL85F18Fを使用したサンプル写真です。

SEL85F18F 85mmF1.8

写真:ソニー公式サイト

人物以外を綺麗にボカし、人物を浮き立たせる綺麗な撮り方ができるレンズと言えます。

SEL85F18と同じように、価格は安いですが、描写力と美しいボケ味は申し分なく堪能できます。50mmよりも、人をアップで撮りたい。もっと周りをボカし、「人」や「物」を引き立たせたい、という撮り方に適しています。

反対に、建物のように広く撮る必要がある場合や、風景写真などには向いていません。「人」を綺麗に撮りたい。ボケ味を重視したいというのなら、FE 85mm F1.8 はおすすめのレンズです。

ソニー SEL85F18(FE85mm F1.8)

SEL85F18 85mm F1.8

 

SEL28F20(FE 28mm F2)スナップや風景写真に最適

SEL28F20,FE28mm F2.0

小柄なレンズで持ち歩きにも最適なこのレンズ。画角がやや広めで、風景や建物のような写真を撮る時に向いています。
実際に僕がこのレンズで撮影した写真も以下に掲載します。カメラはα7です。

SEL28F20

α7 作例

人物の撮影などにも、もちろん使えますが、先に紹介した 50mm、85mmのように、周りを強くボカしたい撮影には向いていないです。それよりも、全体をくっきりシャープに撮るような撮り方におすすめします。

レンズのサイズが小さく、持ち歩きにも便利。そこそこ広めの写真が撮れるので、たとえば「山の写真が撮りたい」「旅先の町並みを撮りたい」というシーンに適していそう。

また、このレンズは別売りで「コンバーター」が販売されているという点もユニークです。

ワイドコンバーター

SEL28F20 専用のコンバーター

コンバーターとは、レンズの先に取り付けるアクセサリで、画角を変えるためのもの。
2種類のコンバーターが販売されており、1つはさらに広角に撮れるタイプ。もう1つは、フィッシュアイ(魚眼)の画角で撮影できる、2つのタイプから選べます。

コンバーターを遣うことで、「超広角」「フィッシュアイ」も楽しめる、ちょっと変わったレンズです。

ソニー SEL85F18(FE85mm F1.8)

SEL28F20

SEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)カールツァイスレンズの魅力

SEL55F18Z

最後に紹介したいのは、FE55mm F1.8。ドイツの名門レンズメーカー、カールツァイス(Carl zeiss)のブランドを冠した、優れた描写力を持つレンズです。

SEL55F18Z

個人的にもこのレンズを長く愛用していますが、カールツァイスらしい、シャープながら温かみのある独特の描写を楽しめます。
以下は、このレンズで撮影した写真です。カメラはα7。

フルサイズミラーレスカメラの作例

SEL55F18 作例

SEL55F18 α7

絞り値は開放でF1.8。充分な明るさで、ポートレート(人物)の撮影でも、滑らかなボケ味も得られます。一番はじめに紹介した、SEL50F18F(50mm F1.8)に近い画角ですが、わずかに寄った画作りができます。

このレンズのおすすめポイントとしては、カールツァイスブランドにしては、それほど高額ではなく、手の届く範囲。サイズ感もそれほど口径が大きくないため、持ち歩きやすいです。

50mmで、より安価なレンズがあるだけに、ちょっと迷ってしまうかもしれません。一歩進んで、カールツァイスの独特の描写を楽しみたいという方、ぜひ試してみてください。

ソニーSEL55F18Z(FE55mm F1.8)

SEL55F18Z(FE55mmF1.8)

用途別に選びたいおすすめのレンズ

ここまで、主にスナップ撮影やポートレート撮影をする前提で、4本のレンズを紹介してきました。ここからは、もう一歩用途を絞り込んで、おすすめのレンズを紹介していきたいと思います。

SEL50M28(FE 50mm F2.8 Macro)花や植物・昆虫・食べ物などアップで撮りたい

SEL50M28(50mm Macro)

写真:ソニーストア

撮影する対象が、花や植物、昆虫、食べ物などで、とにかく近づいてアップで撮りたい。ということが決まっているのなら、マクロレンズを購入すると撮影が楽しくなります。

以下は、ソニーの公式サイトでSEL50M28を使用したサンプル写真です。

SEL50M28

写真:ソニー公式サイト

上に紹介してきたような一般的なレンズは、最短撮影距離(被写体に近づける距離)がそこまで近くないため、撮影対象に近づくとピントが合わなくなってしまいます。
特に、花や小さな昆虫、料理のアップなど、目一杯近づく必要があるのなら、一般的なレンズでの撮影は難しくなってきます。

ありがたいことに、α7シリーズの「FEマウント」のレンズには、価格の安いマクロレンズが発売されています。それが、FE 50mm F2.8 Macro 。
このレンズなら、撮影対象に16cmまで近づいてもフォーカスを合わせることができます。植物や昆虫など、おもいきりアップで撮影することが決まっているのなら、最初からマクロレンズの購入を検討してみても良いかも。

SEL50M28(FE 50mm F2.8 Macro)

SEL50M28(FE 50mm F2.8 Macro)

 

TOKINA(トキナー) FIRIN 20mm F2 夜空や建物、風景など広く撮りたいなら

TOKINA firin20mm-AF

写真:TOKINA 公式サイト

夜空や風景写真など、広い写真を撮ることが決まっているのなら、最初から広角レンズを選んでみても良いかもしれません。
先に紹介した、FE 28mm F2も、それなりに広角で撮影することができます。しかし、さらに広々とした迫力のある景色を撮りたいのなら、もっと広い画角のレンズです。

以下は、TOKINA(トキナー)の公式サイトで FIRIN 20mm F2を使用したサンプル写真です。

FIRIN 20mm F2

広角レンズは価格が高い物が多く、価格が安く描写力の優れたレンズとなると、サードパーティー(社外製)のレンズがおすすめ。TOKINA FIRIN 20mm F2は、20mmという広さの画角にも関わらず、F2で明るく撮れる、おすすめのレンズです。夜景や広い風景写真の撮影にはもってこい。

夜景や、風景写真を撮りたいと考えている方は、ぜひ検討してみてください。

TOKINA FIRIN 20mm F2

TOKINA firin20mm-AF

 

最後に – まとめ

ここまで紹介してきたように、そこまで高額なレンズではなくても、用途さえ分かっていれば、思った写真に近い作品が撮影できるレンズがあるはずです。
いきなり高額なレンズを買わなくても、用途に合ったレンズを選びながら撮影を楽しんでみてください。

どれを買っていいか分からないという方は、やはり FE 50mm F1.8 から始めてみてはいかがでしょうか。このレンズこそ、一番価格が安いにも関わらず、素晴らしい深いボケ感や明るさ、描写が楽しめる、おすすめのレンズです。

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